2008年9月21日日曜日

WindowsにReview Boardをインストールしてみた

ソースレビューをWEBで実現したツールのReview BoardをWindowsXPにインストールしてみたのでその手順などをメモしておく。

インストールするPCには既にMySQLが入っていたのでそれ以外。
GettingStartedにはpatchutilが必要とされているのでcygwinを入れた。

リポジトリはSubversionを利用している。

インストールしたのは以下のソフト
djangoは最初svnでチェックアウトしたものを利用したがReview Board起動時に「1.0使え」みたいなエラーが出て起動できなかった。これはtar.gz版を使用すれば解決した。

以下インストール手順。インストーラ以外の作業が必要だったものだけ。

pythonのインストール
  1. インストーラでインストール後、環境変数のPATHに以下を追加
    ;C:¥Python25;C:¥Python25¥Scripts
djangoのインストール
  1. tar.gzをlhaplus等で解凍
  2. djangoフォルダをC:¥Python25¥lib¥site-packagesにコピー
  3. django¥bin¥*.pyをC:¥Python25¥Scriptsにコピー
cygwinのインストール
  1. セットアップでdevelop/patchutilをインストール
  2. C:¥cygwin¥binにパスを通す
データベースの作成
  1. MySQAadminで"reviewboard"というデータベースを作成
  2. 同じくMySQAadminで"rb"というユーザーを作成し、上記reviewboardの変更権限を与える
Review Boardのインストール
  1. C:¥reviewboardに展開。
  2. C:¥reviewboard¥htdocs¥media¥uploadedにimagesフォルダを作成
  3. DOSプロンプトで以下のコマンドを打ちSECRET_KEYを用意。
    python -c "import random;CHARS = 'abcdefghijklmnopqrstuvwxyz0123456789%^&*(-_=+)';print ''.join([random.choice(CHARS) for x in range(50)])"
  4. settings_local.py.tmplをコピーしてsettings_local.pyにリネーム。
    DATABASE_ENGINE = 'mysql'
    DATABASE_NAME = 'reviewboard'
    DATABASE_USER = 'rb'
    DATABASE_PASSWORD = 'password'
    DATABASE_HOST = ''
    DATABASE_PORT = ''
    TIME_ZONE = 'Asia/Tokyo'
    LANGUAGE_CODE = 'ja'
    SECRET_KEY = '上で得られたKEY'
  5. DOSプロンプトでC:¥reviewboardに移動し、データベースの中身を作成する
    python manage.py syncdb
  6. 起動
    pythonの開発用サーバーは以下で起動できる
    python manage.py runserver

    外部PCからアクセスするには以下で起動すればよい
    (あくまで開発用サーバーなので運用はapatchなどに任せたほうがよい)
    python manage.py runserver 0.0.0.0:8000
環境変数のPATHを追加した後はDOSプロンプトは一度起動しなおさないと反映されていない。
setコマンドでPATHに追加されているか確認すること。

使用感などは使ってみてから投稿したい。

2008年5月31日土曜日

盲点

とてもおもしろい記事がありました。

目の盲点が面白いようにわかる図─脳は見えていない部分を補っている

これをやってみるとわかるのですが、人間の脳は起きているときですら見えていない部分をその周辺の状況を利用して補完していることがわかります。

人が物を見るという行為は目というインターフェースを通して脳で映像を再構築していると言えます。

そして脳で見えてしまったものは本当に存在するのか、補完されたものかはもはや自分では区別できません。

目を通さずに脳で見えてしまう物といえばやはり夢でしょう。夢を見ているときはたいてい現実との区別はつきません。ただし夢を見ているときは体が本当には動かないように抑制がかかっているそうです。

マイクロソフトコンファレンス

会社を休んでMicrosoft Conference 2008に行ってきました。
お目当ては無料でもらえるhhhプレミアムパック。
なんとVisual Studio 2008 Standardが入っています!


これに含まれるVistaやWindows Server 2008、SQL Server 2008 CTPは期間限定版だけどVisual Studioだけは期限なし。転売禁止という縛り以外は通常のStandardと同じものとのこと。

2セッションの受講とアンケートに答えることが引き換え条件だったので
社長のキーノートとVisualStudio2008概要だけ受講しました。

Windows Home Server 日本語版の話はまったくなく、フリーペーパーコーナーに「ママ、どうしておうちにサーバーがあるの?」の絵本だけありました。

Windows Home ServerはPowerPack待ち。
ファイル破壊不具合はもちろんのこと、HDDを複数接続しても安定して動くようになってほしいです。

2007年12月2日日曜日

レシートリーダーでらくらく家計簿!

学研のkurasseでユーザ登録してレシートリーダーを手に入れた。

今まで家計簿はつけたことは無い。
小学生の頃にお小遣帳をすこしだけつけた記憶がある。懐かしい。

インストール時に驚いたのはソフトのシリアル番号が宅急便の伝票に書いてあることだ。

そんなものいつもなら中身を取り出して即効でシュレッダーしてしまうのでこれはやめて欲しい。
今回はすぐに気づいてよかった。セーフ。

インストール時には家族構成とかを聞いてくる。

実はこのレシートリーダーは無料で貸し出される代わりに家計簿データをkurasseに送信しなくてはならないのだ。4ヶ月間データを送信しないと没収である。

ちなみに気になる送信データは以下のとおり。

(1) アップロード対象データ
 ① レシートリーダーらくらく家計簿のシリアル番号
 ② インストール時に入力されたアンケートの回答
 ③ レシートリーダーで読み込まれたレシート画像
 ④ レシートの詳細データ
  (購入店名、購入店住所、購入店電話番号、日付、レシート合計額、商品名、個数、単価)
 ⑤ 月毎の費目別と内訳別収支合計
(2) アップロード対象外データ
 ① 生活ノートの登録データ
 ② 登録メニューで設定された設定データ
 ③ 「定期出金」で設定された登録データ
(家計簿データとして登録された支出データはアップロードされます)
 ④ 「予算を管理する」に入力されたデータ
 ⑤ 「基本設定」で設定された設定データ


レシート画像も送信されるのか。レシートデータがあればいらない気もするが、何に使うんだろ。
まさかベリファイ(画像とデータをつき合わせてチェック)するとも思えないが。

支出はまだしも収入も送信対象のようだ。これはちょっと抵抗があるな。

これが肝心のレシートリーダー



形状的に慣れるまでまっすぐ読み込ませるのがなかなか難しい。
多少斜めでも読み込んでくれるが、やっぱりまっすぐキャプチャしたいのが人情。
プリンタのような可動式のガイドが欲しいところだ。

読み取り性能は予想外に高性能。
下図はレシートを読み込ませた直後の状態。
店舗名まで自動で入力されるとは思わなかった。



住所を隠してみたのでわかりづらいが、レシート画像中の[領収書]の下には住所のhogehogeだけ書いてある。にもかかわらず、読み取り結果のほうには「ローソン hogehoge」と表示されている。
レシートの中に「ローソン」という文字は見当たらない。
おそらくLAWSONというロゴがあらかじめ学習されていているものと思われる。
ちなみにセブンイレブンはだめだった。ひょっとして東京と大阪でレシートのロゴに違いがあるのかもしれない。(現在は関西在住)

家計簿ソフトとしてはまだまだな感じ。まずGUIがこなれてない。

ウィンドウサイズは固定だしIMEも適切に全角・半角が切り替わったりもしてくれない。

別の家計簿ソフトを使っていたわけではないがグラフとか無いし、入力でもレシート単位で「食費」とかカテゴリを決めないといけないのはどうかと思う。
コンビニで本とシャンプーと弁当を買った場合はどうしたらよいのか?

ファイルはドキュメントフォルダにmdbファイルがあるのでまぁこれだろう。
レシート画像はbmpとして保存されている。1ファイル20KByteぐらい。

データを残すのは好きな性質なので結構気に入っている。
今現在一月で食費にいくらかかっているかとか全然わからない。
一ヵ月後が楽しみだ。

Windows Home Server 起動編

PCを買ってまずやることはWindows Update。

重要な更新が25件あった。これくらいではもう驚かない。

IE7も重要な更新でインストールされる。



そしておもむろにWHSの核となるWindows Home Server Consoleを起動!
ここでここでなんと初エラーダイアログ。!
起動しない。




Storage Managerが動いてない?再起動しても現象変わらず。




サービスを確認すると確かにStorage Managerは動いてない。
気になることにStartup TypeがManualになっている。

てかWindowsHomeServer関連サービスがいろいろ動いてない。

で、手動で走らせてみると動くサービスもあれば
勝手に起動するな!と起こるサービスもあって肝心のConsoleはやっぱり起動しない。

英語をちゃんと読んでいないだけでなにか手順が必要なのか?
悩んだがここでいろいろいじって動いても気持ち悪いので、いきなりOSのクリーンインストールすることにしました。


まぁインストールは普通に進んでクリーンインストール後はいたって普通な感じになった。
Consoleも普通に起動する。

ちなみに修復インストールの選択肢はなく、新規インストールしか選べなかった。
ドライバはここのを使った。なんかオーディオドライバがうまく入らなくて調査中。

まだ続くか?